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Investor Relations

CEO Comment Vol.46 『第16期のDGキックオフにあたり』

 昨日、平成22年6月30日開催の当社取締役会にて決議された新組織体制を発表いたしました。
 既にキャズムを超えたTwitterを中心に据えた事業展開は継続しつつ、今期は更にSocial Mediaのインキュベーションを加速するために
 ・「Social Media準備室」の設立
 ・「技術本部」の設立
を行いました。

 「Social Media準備室」は、Twitterに続く海外メディアの日本での新規展開をミッションとしています。 室長には、カカクコムに移籍し同社の取締役COOを務めていた安田幹広を、新たにDGの上級執行役員としてアサインし、デジタルガレージグループの次世代を担うインターネットサービスの発掘、育成、マーケット展開を推進していきます。
 第一弾としては、成長著しいビジネスSNS事業をこの秋にもスタートする予定です。

 あわせて、インターネットサービスのマーケット展開の根幹となる技術力を強化するため、分散していたグループ全体のテクノロジーリソースを集約した「技術本部」を新設し、安田上級執行役員が本部長として、渡邉執行役員が副本部長としてグループ全体の技術リソースの最適配置や海外の最新の技術移植等をより戦略的に実行していきます。

以下、各セグメントの最新の状況です。

【メディア・インキュベーション事業】
 Twitterの人気は依然衰えず、ニールセンオンラインによると2010年4月には、PCからの訪問者が988万人と、Mixiを超える規模になっております。
 マネタイズに関しても、PC版Twitterサイトの広告枠は7月分が販売開始とともに完売という状況になっており、活況を呈しています。また、モバイル版の広告もFIFAワールドカップ2010のテストマーケティングを経て、いよいよスタートします。
 次に、現在企業がTwitterを活用したCRMを行う際の管理ツールである『Tweetmanager Enterprise版』は、花王、日本テレビ放送網、ファミリーマート、三井不動産レジデンシャル 等10社強の参加でテストマーケティングを行い、今月から本格的なサービスとして販売を開始する予定であります。すでに多数の引き合いを頂いており、15社に有料でサービスをご利用いただいております。
 最後に、Twitter公式ナビゲーションサイト「twinavi」ですが、本日 β版をスタートしました。企業の公認アカウント登録数は既に今日現在3,722社に達しており、これからも順調に拡大していくと思われます。

【ベンチャー・インキュベーション事業】
 日本初/発のグローバルスタンダードを創るべくスタートしたオープン・ネットワーク・ラボが順調に滑り出しました。昨日、インキュベーションプログラム「Seed Accelerator」における一次審査が終了し、41組のエントリーから7組のチームが選考に残りました。選考に残ったチームは8月の二次審査までにラボの支援のもとサービス実現のための開発を行い、秋に開催されるイベント「New Context Conference」にて成果の発表を行う予定です。今回、一次審査をさせてもらった感想としては、残った7組以外にも有望なチームが多く、起業志向のエンジニアの裾野は広く、日本発のグローバルなインターネットサービスが産まれる可能性が十分あると感じております。
 また、“サービス”をギャザリング方式で販売するフラッシュセールサイト「Qpon」をネットプライスと共同で構築し、6月17日にサービスを開始しております。

【ハイブリッド・ソリューション事業】
 日本通運株式会社とのJVであるNEXDGを6月1日に設立し、同24日に業務スタートいたしました。
 同社ではEコマースのWebショップ構築から集客支援、決済、在庫管理、配送手配といった一連のフルフィルメント業務を一元管理できるシステムをASPサービスとして提供していく予定です。
 日通が数多くの法人顧客に対してサービスを展開すると同時に、親会社である日通/DG間での新たなフルフィルメントゲートウェイサービスとなるものと確信しております。

 最後に、今回グループの企業発展に貢献した役員・社員を対象とした、「DGフェロー制度」を設立しました。「サイバー(インターネット)×リアル」の「コンテクスト」を創造し社会に貢献していく、という創業以来の経営理念の継承者となりうる社員を認定し、独立を支援するという制度です。
 本制度の第一弾として、厚川 欣也、南雲 洋二の両氏を選出しました。どちらもDGの前身であるフロムガレージの創業メンバーで、DGグループの発展に永らく貢献してきました。
 DGの「ファーストペンギン・スピリット」の継承者としての両氏が、国境や会社の枠に捉われず自らのネットワークを拡大することを通じて、社外からのグループ発展及び社会全体へ貢献していくことを期待し、DGとして支援していきます。

 世界同時発生的に起きている、「リアルタイムウェブ Twitter革命」、「スマートフォンの進化・多様化」そしてその背景にある「クラウドコンピューティング」という情報化社会第3の波を正確に捉え、次世代インターネット事業による世の中の役に立つ企業として株主価値拡大に努めてまいります。

 今後もデジタルガレージとDGグループ各社へのご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。